近年、こころの健康とこころの病に対する関心と理解が深まり、
心療内科や精神科を受診することは、以前ほど特殊な事ではなくなってきたように思います。
少なくとも
「精神科とは狂人や危険な人のゆくところ」
といったお話はほとんど耳にしなくなりました。
しかし うつや不安を訴える方に対して、
「気の持ちようでどうにでもなる」
「ただのわがままだ」
などの意見が常につきまとい、
「精神的に弱い人のゆくところ」
という印象はぬぐえないままのように感じます。
様々な競争の中で生き抜いてゆかねばならない我々にとって、
弱者の烙印を押されることは耐え難いことであり、仕事を休んでまで
心療内科の門をたたこうという気になれないのが実情と思います。
ある時を境にこころの健康が損なわれ、少しでも早く健康なこころを取り戻したいと
考えている多くの方々のお手伝いをしたい。それがこころのクリニックの願いです。
気軽に受診していただけるにはどうしたらよいのか
受診が苦痛にならないためにはどうしたらよいのか
クリニックでは当たり前とされていたことについても改めて一から考え直しました。
診療内容はもとより、診療日、診療時間、予約診療のあり方、プライバシーに配慮した待合いなど、
まだまだ行き届かないところも多いかとは思います。
スタッフ一同、皆様とともに、よりよいクリニックを目指し日々努力を続ける所存でございますので、
お気づきの点などございましたら受診の折に、どんどんお知らせいただければ幸いです。
簡単ですが、スタッフを代表いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。
院長 塚本 正仁
+++++院長略歴+++++